学生時代に繊維の染色性について学ぶ中で、素材の特性や加工方法が品質に大きく影響することを実感しました。特に、生地の質感や機能性に強い関心を持ち、細部にまでこだわる姿勢が身についたことで、品質を守り、より良いものづくりに貢献できる品質管理の仕事に魅力を感じるようになりました。
品質管理ができる企業を調べる中でナガイレーベンを知り、高機能素材の開発に力を入れている点に強く惹かれ、応募を決めました。
面接では、私の卒業研究の内容に興味を持って丁寧に聞いてくださったことが、とても嬉しかったです。他社の面接では定型的な質問が多かった中、ナガイレーベンでは、私が大学で何を学び、どのようにそれを仕事に活かしたいかを引き出すような質問をしてくださり、非常に印象に残りました。その姿勢から、人を大事にする会社なんだなという雰囲気が伝わってきて、自分に合っていると感じ、入社を決めました。
大きく分けて2つあります。
1つ目は、既存製品の品質管理です。営業を通じてお客様からいただいたご要望をもとに、秋田にある自社工場の担当者と連携しながら対応を進めています。製品の品質を維持・向上させるために、現場との細やかなやりとりを大切にしています。
2つ目は、素材開発です。時代とともに変化するお客様のニーズに応えるため、商品企画室のデザイナー、繊維メーカーの担当者と連携しながら新しい生地の開発を行っています。最近では「軽い、涼しい、動きやすい」といった機能性が求められており、現在はそうしたニーズに合った素材の開発に取り組んでいます。生地が完成し、量産が決定した段階で、業務本部と連携して量産体制の構築を進めています。
自分が開発に携わった生地が実際の商品となり、お客様に着用していただけることは、大きなやりがいです。営業を通じて、他社製品を含む複数の製品を試着されたお客様が「すごく動きやすい」と私が関わった商品を選んでくださったと聞いたときは、本当に嬉しく感じました。
さらに、その「動きやすさ」が、医療や介護の現場で働く方々の命を支える力につながっていると考えると、次の開発にもより一層力を入れようという気持ちになります。
新しい商品を世に出すためには、数多くのチェック項目をすべてクリアしなければならず、開発は常に困難の連続です。
新商品の開発では、お客様が職場でどのような作業をされるのか、どのような環境から影響を受けるのかなど、あらゆる状況を想定し、考え得る問題点を事前に対処しておく必要があります。現場での着用状況や洗濯による負荷なども踏まえて開発を進めるのは大変ですが、一つひとつのチェック項目をクリアしていく過程に、大きなやりがいを感じています。
また縫製テクニックと生地には相性があり、特に初めて応用する技術の場合は、何度も縫製テストを重ねる必要があります。ユニフォームは洗濯と着用を繰り返すため、洗濯による耐久性も非常に重要です。
ある商品の開発では、これまで使用したことのないテクニックを採用するため、秋田の工場に何度も足を運び、縫製テストを繰り返しました。その後、本社に戻ってからは着用時の負荷や洗濯による耐久性のテストも重ねました。
かなり大変な工程でしたが、リリースからしばらく経った今でも、問題は発生していません。これはちょっとした自慢です(笑)。
私たちの仕事は、たった1つのミスが大きな問題につながる可能性があります。その問題を未然に防ぐ砦として品質を守るのが私の仕事なので、日頃から小さなミスも起こさないように心がけていますね。
とはいえ、人は誰しもミスをするものです。だからこそ、第三者によるダブルチェックや綿密な打ち合わせを重ねることで、ミスの発生を防いでいます。
「仲間」です。
皆さんとてもフレンドリーであまり壁がないんです。気を遣わずに、自分のことを何でも話せます。
それはきっと、いいものをつくるために、日頃から腹を割って意見を言い合っているからだと思います。ものづくりが好きで、同じ志を持った仲間という意識が強いからこそ、自然と信頼関係が築かれているのだと感じています。
ものづくりに直接携われることです。秋田に自社工場があることで、その魅力はさらに強く感じられます。他社では工場を外部に委託しているケースも多い中、当社は自分たちで生産の場を持っているため、ものづくりにダイレクトに向き合うことができます。
自分たちでつくった商品を、自分たちで販売するという構図は、自社製品への愛着や誇りをより一層強くしてくれていると感じます。
最近はカメラにハマっていて、SONYのミラーレス一眼レフカメラを買いました。このカメラを相棒に散歩して植物の写真を撮ったり、動物園に行って動物の写真を撮ったりしています。
より良い素材を作り上げることです。年々、お客様からのニーズは複雑化しており、例えば求められているポイントがA、B、Cの3つあったとして、AとBは両立できるけれどAとCを両立させるのは難しいという現象がよく起こります。そうした課題を全部クリアした生地をつくり、実際の着用者の目線に立ったユニフォームを開発し続けていきたいです。
学生のみなさんへ
学生のうちは、社会人になること自体に不安を感じることもあると思います。自分で仕事をして生活していくというステージへの変化に、身構えてしまうこともあるでしょう。就職活動をしていても、実際に働いている人がどんな仕事をしているのかは、なかなか見えにくい部分もありますよね。ですが、そんなに気負わなくても大丈夫です。どうにかなります。なので、安心してこちら側に来てくださいね!