詩集
いのちの力になりたい 13 矢沢宰 詩集
2018矢沢宰 詩集

いのちの力になりたい 13 矢沢宰 詩集

いのちと向き合う詩人の言葉が
あなたの忙しい毎日に寄り添う、小さな味方になってくれたら。
そんなナガイレーベンの願いをこめた小冊子が、ことしも刷り上がりました。
十三人目の詩人としてお届けするのは、「生命の詩人」と呼ばれた、矢沢宰。
詰め襟が似合う初々しい青年のまま、その生を閉じた詩人です。
幼い頃から死の淵に立たされ、苦しんだ詩人の言葉は
なぜこれほど曇りのない、明るい力を持っているのでしょうか。
青年が、みずみずしい情熱を言葉に託したきっかけは
ひとりの女性看護師から贈られた詩集でした。
詩作をとおして、矢沢は永遠を希求します。
短い生涯を超えて、詩人のつかみとった生の輝きが
あなたの毎日に、思いがけない発見や勇気を与えてくれるように
そして、いのちへの労りを仕事としたあなたの日々を
いつも祝福してくれるように
ナガイレーベンは、生命の詩人に祈りを託します。

2018.5月発行 写真・古川義高

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